カヌープロジェクトでの進水式を終えて早半年以上が経過しました。
進水式後、建築士会の冊子や近畿あーきてくとでもとりあげていただき、
支部青年部会の活動が多くの方へお知らせできたことは、この上なくうれしいことと思います。
進水式で使用された艇は、現在香美町村岡区にある兵庫県木の殿堂、
香美町香住区の海の文化館、兎塚中学校に展示されていますが、
カヌーは水に浮かべてこそ意義のあるものと、捉え新たな事業を計画しました。
今回は矢田川(支流)の源流の森から生まれたカナディアンを、柴山港へ浮かべました。
実施日 2008年5月24日(土)
場 所 香美町柴山港
協 賛 兎塚中学校
兎塚中学校2年生の学Pを兼ねています。
また、カヌーの指導や周辺施設の利用に、香住海洋クラブの皆様に大変お世話になりました。
当日はレジャーボート雑誌のボート倶楽部で
8年連載コーナー「海を守る人々」の取材も兼ねています。
心配されていた天気も、ツーリング風景の写真撮影の間はしっかり持ちこたえ
とてもいい取材ができたとのことです。
なお、この日の内容を含んだカヌープロジェクト全体の記事が
2008年8月5日発売のボート倶楽部9月号にて掲載されます。
カヌーの製作とツーリングが舞台となった香美町は
「美しい山・川・海 人が躍動する 交流と共生のまち」を掲げる町
森から生まれたカヌーが矢田川で進水を経過したのち、日本海で羽を伸ばしました。
山で育った子供たちと、海で地道に活動を続けていらっしゃる香住海洋クラブの方々との
一見接点のない両者のコラボが今回の事業で実現しました。
少しずつ芽生えてきたコミュニケーションから、今後の大きな展開が期待できそうです。
3つの団体の合同ともいえる今回の事業ですが、
大変多くの方々のご支援をいただき実現しましたことを心より感謝申し上げます。