2025年10月18日、19日公益社団法人兵庫県建築士会主催のつながろうin但馬に浜坂支部からは3名が参加。
2日間で6カ所を見学した。
2つ目は、お昼を済ませ妙見山の名草神社。施設の説明は養父市教育委員会のT様から専門的かつ詳細な解説をいただいた。
山岳信仰の場所として、境内のそばある妙見村には30軒以上の御師の方々の集落で、尾根を挟んで両側に家が建っていたのだとか。
今回は建物の説明をお願いしたが機会があれば当時の御師の生活がどんなものだったのかをさらに詳しく聞いてみたい。
この三重塔は、出雲大社の本殿の御用材として提供され、1665年そのお礼として譲り受けた(いただいて移築された)もの。ちなみに心柱だけは持ち帰らなかったようだ。
(1904年 国指定重要文化財)
次に参道の階段を登ると、絵馬の祀られた入母屋で懸造の割拝殿に迎えられる。
割拝殿から本殿へ進むと徐々に本殿の全貌が見えてくる。
三重塔、本殿、拝殿とも雪害や地盤沈下もあり、8年をかけ平成の大改修が行われ美しい姿に復活している。
つづく