近畿あーきてくと2011に参加してきました

2月5日土曜日にTKP大阪梅田ビジネスセンターにて開催されました。
内容の詳細はこちら参照

今まではどちらかと言えば内部色の強かったこの事業も、今回は多方面への呼びかけもあり会場はほぼ満杯。

 

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テーマは再生の時代 -ともに考える「まち」と「くらし」。
近畿二府四県の発表者がそれぞれの実践活動を発表します。
トップバッターは兵庫代表で南但支部の松本青年部会長です。
阪神淡路大震災をきっかけとする防災減災セミナーの様子を発表されました。
一番手という不利な順番?ではありましたが、立派に発表されましたよ。
その後のみなさんも非常に興味深い取り組みばかりで、大変参考になりました。

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また、第二部ではstudio-L代表の山崎氏による、冴えわたる講演に魅了されました。
第一部の発表者の内容を即興でご自身のプレゼンの中に取り込んでの講演。
会場の空気をリアルタイムに反映させるという素晴らしい演出。圧巻でした。
まちづくりの手法、もっと時間をかけて聞いてみたいです。
第三部の質疑応答がおわり第四部の懇親会場では、
私たちのカヌープロジェクトにご参加いただいた、奈良県建築士会青年委員会の三浦氏の発表がありました。

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今回の近畿あーきてくとのコンセプトの一つに、過去の発表者(事業)のその後、
またその事業との関わりを模索しようとの部分もありました。
そういった意味で、3年前の兵庫の活動報告がカヌープロジェクトPart1でした。
その会場でこの事業を目にとめていただいたのが、今回発表された三浦氏です。
同じブロックの中で、単位士会(県単位)の垣根を越えての事業はあまり例がないと思います。
そして、今回にとどまるのではなく、私たちの事業に参加していただけたのをきっかけとして、
奈良士会青年委員会で、カヤック製作を取り入れた事業を展開されるようです。
「なんで建築士がカヌーなんだ?」と言われ続けてきましたが、
山崎氏の講演では、変革していかなければならない建築士。
建築のことだけではなく、各方面に柔軟に対応可能なのも建築士。
そんなことを教えられたような気がし、勇気がわいてきました。
都会も田舎も関係なく、まちづくりのキーとなるのは我々建築士なのかもしれません。

懇親会までだと7時間に及ぶ長丁場の事業でしたが、最後まで大盛況のままでした。
準備にご尽力いただきました赤井委員長をはじめとします地域実践活動委員会の皆さま、
大変お疲れ様でした。すばらしい感動をありがとうございました!!

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