約7か月の準備期間を経て、カヌープロジェクトPart3の製作がスタートしました。
製作者は全5チームで、チームの紹介をさせていただきます。
まずは地元から、青少年育成活動を行っている「キャプテン」さん、
ダッシュ村を自作されているという方のいらっしゃる「兵庫プレカット」さん、
木の扱いならお手の物、(社)兵庫県青赤井副委員長が社長を務める
あかい工房が核となる「チームあかい」さん、
遠くは奈良より「(社)奈良県建築士会青年委員会」さん
今回は畠山さんファミリーがご参加いただきました。
そしてもう一艇はどなたにでも製作していただけるカヤックを用意しています。
製作するカヤック本体は、
ハルと呼ばれる19ミリ×6.5ミリの杉板80枚程度を貼り込みます。
一人が1枚貼っても、80人の人たちに関わってもらえる計算になります。
ここで急きょチームあかいさんからの強い要望でもう1艇作成したいと。
しかも同じタイプのシーカヤックではなく、
巷で人気沸騰中のシットオントップカヤックをつくりたいとのこと。
今回の着手は無理ですが、
なんとか次回からは製作に取り掛かってもらえる様準備を進めます。
ようやく着手です。まずは竜骨の組み立てです。
その後は、両先端部のインナーステムの削り出しです。
カンナではらちがあかないのでベビーサンダーで削っていきますが、
みなさん全員粉まみれになりながらの大奮闘。
この粉まみれの格闘を乗り越えてようやく本体のハルを貼り込む作業となります。
1枚1枚貼るたびにカヤックの形が見えてきます。
しばらくはこの作業が続きますので皆さん頑張ってください。
今回意外だったのが、非職人チームの「キャプテン」です。
年度末ということもあり、当日の参加はタナやん1名のみ。
助っ人が必要ということで、設計専門の当支部高橋青年部会長が
フォローしますが、職人チームに負けていません。
この日の成果は写真右側より、チームあかい、キャプテン、兵庫プレカット、
(社)奈良県建築士会青年委員会の順にカヤックが並んでいますので、
ご参考までに。
なお、(社)奈良県建築士会青年委員会さんは、
遠方からのお越しでスタートが遅れましたので少しだけ差が出てしまいました。
しかし、次回できっと追いつくこと間違いなしです。
次回製作日は2010年3月13日(土)9:00~17:00
番外編
今回奈良からと姫路方面からはチビちゃんもご同行いただきましたが、
子供たちはすぐに仲良くなるんですね♪
おとうちゃんたちは作業に夢中なので、チビちゃんたちはほったらかし:hammer:
それでも自ら遊びを見つけてはしゃいでいましたよ。